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聞いて話す。対話ウィークで再認識した自分らしさ

DSlowLife まるも です。

難しい・めんどくさいを簡単に。

行動する仕組みづくりを実験しながら、意味のある充実したSlowLifeに挑戦中。

自分のことを誰かに話す、って以外と少ない経験です。

自分はどんな人なのか、どんな経験をして、そのときどう感じて、それが現在にどんな影響を与えているのか?

改めて言語化すると、そこに、とても自分らしさ見い出すことができました。


「自分らしさをメタ認知する」ウェルビーイング対話ウィーク・オンライン・チャリンティイベント開催中

わたしも所属しているウェルビーイング心理教育アカデミーの夏のイベントが、先週日曜日(8/23)からスタートしました。

連日、4〜50名が参加する盛況なイベントになっています。

わたしは、初日の基調講演のあと、月・水・木曜日に参加しましたが、いずれも温かい雰囲気の中で、多くの気づきを得る時間になりました。

ディスカッションではなく”対話”することで自分らしさを再発見

各曜日で違うテーマが設定されていて、テーマに沿って3〜4人のグループに分かれて対話をします。

月曜日は「出会い」と「人間性の徳性」

子どもの頃から現在に至るまで引っ越しざんまいの人生です。日本って狭いけど、県をまたぐと色々変わります。方言もあるし。そんな経験が影響して、変化に耐性があって違いを受け入れやすいという、わたしらしさが生まれたのかなぁと思いました。一方で、(すぐ引っ越すから)自分を理解してもらう努力をサボりがちなので、人間性の徳性の一つである「愛情」が低いという結果にもなってるのかな。

このテーマの組み合わせは偶然の産物らしいのですが、毎回絶妙です。

水曜日は「試練」と「知恵の徳性」

「試練」のストーリテラーである都築クレアさんがお話の前に「人と出会って振動して自分らしさが溢れ出す」「人にはその人らしい色があって、その色で光っているので、周りからはよく見えるけど自分ではわからない」という表現を使いました。すっごい「自分らしさ」を表してるなーと思って、じゃあきっと、対話の場では参加している人の色が混ざって場の個性になるんだなぁと、その日の対話が楽しみになりました。

試練では、人は試練を乗り越えようとするときに、それまでとは違うことにトライしようとするけど、それは自分のためだけじゃなくて、大切な誰かのことが頭や心の中にあるからできるんだなぁ、と思いました。

そしてその上で、あくまでも自分で乗り越えることが大事なんですよね。

知恵の徳性はわたしは高い方なのですが、意外なことがわかりました。

「困難なプロジェクトを任されたときどう感じるか」というお題が出されて、創造性や好奇心、向学心、大局観がそれぞれ高いメンバーからワクワクしたり楽しみという話が多かったのです。けど、わたしはポジティブでもネガティブでもなく平常心ということに気づきました。ただ、プロジェクトに取り組むうちに加速度的に面白くなることが多いです。そして加速度は一緒にする人の影響が大きいんです。やっぱり、人との関係は大事。

木曜日は「転機」と「節制の特性」

転機って振り返ってわかるものと思っていたのですが、この日、話したり聞いたりしているときに、「自分で転機にしてるんだな」と感じました。わたし自身は30年ほど前のことを転機と位置付けたんですが、かなりこだわって色んなことを試したし、諦められずにしがみついたなぁと思い出しました。

その後のVIAは節制の徳性。

寛容さ、慎み深さ、思慮深さ、自律心からなるこの徳性は、低い人からは憧れの、高い人からは持て余し気味(?)な特性というのが、とてもよくわかる冒頭のインタビューで、爆笑しつつもすごく考えました。いずれも、人としてとても魅力的で「憧れる」というのがピッタリくるのですが、その徳性ゆえなのか、ご本人はネガティブに捉えがち。そのギャップがくっきり浮かぶのがこのイベントならではです。

わたしも自律心に憧れます。上げたいなぁ、自律心。

VIAは強化する行動をとることで上げられるというのも、理解を深めるうえで嬉しいことですよね。

初めまして同士でも対話が成立する工夫があります

こんな風に、結構シリアスなテーマで対話するイベントなので、参加する前はわたしも、どんなイベントなのかな?と思ってました。

3〜4人の小グループとはいえ、初めましての方と対話…?

けど、そこはさすがウェルビーイングを探求して伝えるAWEナビゲーターが運営するイベントです。

丁寧な工夫がありました。

  • 1つ目
    対話のルールとして、興味を示しながら肯定的に最後まで聞くことを提案される。
    この共通ルールを参加者全員が認識することで、話すことに安心感が芽生えやすくなると感じました。
  • 2つ目
    ストーリーテリングについては、まず、ファシリテーター自らがストーリーテラーとなって参加者に向けて話す。
    これによって、どんなことを話すのか、自分の経験をどんな視点で見るのかに意識を向けることができました。
  • 3つ目
    VIAとその日取り上げる徳性について簡単な説明のあと、その徳性が高いメンバー数名にインタビューがある。
    これを聞くことで、VIAを知らなくてもどんなことがピックアップされているのかがわかるし、もしわからなくても、インタビューの感想など話題があるので、その後の対話がしやすくなると思いました。だって対話メンバー全員が低め、ってこともあるわけだし。その場合でも「自分とは全然違うー!」って盛り上がります。

対話で感じる自分らしさ

対話はまさに話を聞き、話をすること。

わたしの場合は転機や出会いについて話すとき、話しながら頭の中が整理されて自分のことなのに再発見している感覚がありました。

それに、対話のルールがあるので、言葉があやふやでも、話が整理されていなくても受け止めてもらえそうな安心感と温かさがありました。

正解を決める場所でも結論を出す場所でもないというのも、気楽なのかも。

重ためのテーマについて気楽に話す、というのは貴重な体験だと思います。

まだ受付中ですので、お時間の合う方は是非体験してみてください。

詳細と受付はAWEサイトのイベントページから

初日の基調講演は、今から参加しても録画を視聴できます。


■関連情報■

  • AWE2020夏のチャリティイベント【九州豪雨災害復興支援】
    ウェルビーイング対話ウィーク〜自分らしさをメタ認知する
    参加受付中(〜8/29土曜日)
    1回のお申し込みで1週間どのプログラムにも参加できます。
    参加された方は初日の基調講演を動画で視聴できます。

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