【報告とご案内】日常の買い物x好奇心x思慮深さ：いまここにある”よさ”を感じる強みの対話会を開催しました

DSlowLife まるも です。

自分が望む充実した人生を送るために

ウェルビーイングとメンタルオーガナイズの学びを実践中。

所属しているウェルビーイング心理教育アカデミーの

認定ナビゲーター仲間と一緒に

VIA-ISを題材にした強みの対話会を運営しています。

今期(2024/10〜2025/3)は

VIA-ISの強みと日常の行動に着目して、いまここにある”よさ”を探ることをテーマにしています。

いまここにある”よさ”を探るために、日常のありふれた行動とVIA-ISからピックアップした強みを題材にしています。

なぜなら、VIAは「Value In Action」の略。

私たちは、どんな行動にもなんらかの価値を込めています。

ただ、日常の行動では、あまりにも何気なさすぎて、あるいは自分にとって当たり前すぎて、気づきにくいのかもしれません。

ですが、ひとたび感じられるようになると、自分の何気ない行動にも満たされる感覚があります（実感しています）。

また、対話という方法をとることで、同じ場面、同じ強みでも、違いを知って、相手が大切にしていることに思いを寄せることができます。

今回は、「日常の買い物」x「好奇心の強み」x「思慮深さの強み」を取り上げました。

まず、こんな買い物シーンを話し合ってみました。

「あと1000円買えば、送料800円をお店が負担してくれます。

どうしますか？」

この罠にハマって無駄な買い物をした経験があるから買わない、という方。

いま買わなくてもいいけど欲しいものがあれば、それを買う、という方。

実質200円ならちょっと気になるものを買ってみる、という方。

どれも「あるある」ですよね。

 ここから強みの説明を経て、次は、好奇心と思慮深さが高い人を想像して、その人ならどうするか？と考えてみます。

おもしろかったのは「好奇心が高くて思慮深い人は、気になるものリストを作っていそうだ」という想像。

いろんなものに興味を持つけど、いきなりは買わない、というのが、強みの特徴を捉えているなと思いました。

ところが、好奇心が高くて思慮深さは低い、という参加者が同じような行動をすると話していて、これぞVIA-ISだなと納得しました。

なぜなら、VIA-ISは全ての強みをほぼ全ての人が強みとして備えていると考えられているからです。

対話を進めていくと、参加者のおひとりが「好奇心は生まれつきだけど、思慮深さは経験で育んでいるみたい」という、気づきをシェアしてくださいました。

赤ちゃんは、何にでも興味を持って、近づき、手に取り、口に入れたりします。まさに好奇心の塊です。

でも、痛い思いをしたり、叱られたり、怖い思いをしたり、いろんな経験を積んで思慮深くなっていきますよね。

これは、思慮深さと好奇心が高くても低くても、ほぼ全ての人が何かしら思い当たる経験を持っているのではないでしょうか。

また、ひとつの行動にも複数の強みが自然に影響しあっていることも感じられて、VIA-ISの強みの理解が深まりました。

• 買い物の話から人生の話にまで広がるとは思いませんでした。
普段何気なくやっている行動について他者と話すこともほとんどなく、よい機会だったと思います。
ありがとうございました。
• 好奇心と思慮深さという、相反する物の比較をいろいろと対話させていただき、皆様のいろいろな経験によるエピソードをお伺い出来たことが凄く良かったです。
• みなさんのお話から、人が本来持っている好奇心と社会経験の中で培われた思慮深さ。
自分にとっての程よいバランス感を見つけられると幸福度が上がると感じた。
わたしは圧倒的に好奇心優位で物事の選択をすることが多いですが、今日の対話会のおかげでもっと上手に思慮深さを発揮していきたいと思った
• ありがとうございました。久しぶりの参加、楽しかったです。
好奇心と思慮深さは新しいことに惹かれる気持ちと過去の経験を振り返り今に活かしていく。
一見すると相反するもののように思えますが、うまくバランスを取ることで自分自身の生活をより魅力的なものにできるのではないかと感じました。
初めてお会いする方とのお話しがとても興味深かったです♪
• 好奇心と思慮深さの強みをキッカケに、人生の豊かさや充実についてまで至ったのが、とても興味深く、ありがたかったです。
やりたいことへのアンテナと、それを程よく実行に結びつけるには、好奇心と思慮深さの塩梅が影響していると改めて感じました。
自分にちょうどいい匙加減を意識したいです。
ありがとうございました。
• 一人の人の中でも、新しい世界を広げてくれる好奇心と、失敗や危険から守る思慮深さの強みで、うまくバランスを取っているんじゃないかな？と感じられました。
一緒に対話した方のシェアを聞いたことで、人の一生についても、想いを馳せることができました。
赤ちゃんの時は好奇心いっぱいで、いろんな失敗や経験を積んで、思慮深さが育ち、でもそれで身動きが取れなくなると、また思慮深さを持ちながらも、大切なものに好奇心をまた向けていって、のびのびと、でも配慮を忘れず自分らしくいられる大人になれるんじゃないか？と思いました。
ありがとうございます。
• メンバーの皆さんとの対話が「あるある」な感じがあり、とても楽しかったです。
思慮深さによる工夫や自分の価値観に照らして物事を判断するときに、好きか嫌いか、楽しいか楽しくないかと思考（思慮）するお話は今後影響を受けそうと思いました。

何を食べるか決めるなんてことは、毎日やっていることです。

でも

みんなで食べやすそうなもの

自分が食べたいもの

誰かが好きなもの

誰と食べるか、どこで食べるか、いつ食べるか…などなど、いろんな条件を考慮して決めていませんか？

そこにはきっと、社会的知性の強みと誠実さの強みが作用していると思うのです。

いままで気にしたこともなかった強みを対話を通して感じましょう。

次回は私がファシリテーターをつとめます。

VIA-ISを知らなくても測定していなくても大丈夫。

どなたでもご参加お待ちしています。

詳細とお申し込みは下記画像をクリックして移動してください。