DSlowLife まるも です。
難しい・めんどくさいを簡単に。
行動する仕組みづくりを実験しながら、意味のある充実したSlowLifeに挑戦中。
”空間も心も、時に乱れることがあっても、必要に応じてもとの心地よい状態に戻せることが大切です。”
(「しなやかに生きる心の片づけ」p50より)
8月の読書会ではPart2「生きにくいモデルルームにならない心の作り方」を読みました
8月20日(木)午前中は構成的読書会M-cafe@オンラインでした。
いつも通り(と言っても2回目ですが…)「読む、分ける、シェアする」を、私を含めた3人で楽しみました。
読書会の面白いところは、たった今同じところを読んでいるのに、心に引っかかるポイントや分け方がそれぞれ違うことです。
違うだけではなく、完全にスルーしていて、聞いて初めて「ほんとだ!」と発見することがあります。さらに面白いのは、その見過ごしたポイントが自分にとっても意味を持ったりするんですよね。
今回もそんなことがアレコレ起きて、本を味わう時間となりました。
「丁度いい自分」って、どんな自分だろう?
今回読んだのはPart2。タイトルにある「生きにくいモデルルーム」は、理想の誰かを「丁度いい自分」に設定することかなと私は思いました。
そうすると、ちょっとでもその誰かに届かないと自分にダメ出ししてしまう。
努力し続ける姿は尊いかもしれないですが、かなり余裕もなくて辛いだろうなぁと思います。
ですが、かつて私も「1人前の社会人とは、(誰かが決めた)理想の社会人になることだ」と思っていた頃がありました。
そして、「私には無理=私はダメな社会人」と思っていて、何をしても劣等感がつきまとっていました(こう見えて、自己肯定感は今もたいして高くないです)。
そんなときに、すごく好きだ!と思ったのが、ジブリ映画「魔女の宅急便」の最後に主人公のキキが両親に宛てた手紙の1文です。
「落ち込んだりもするけれど、わたしは元気です」
なんか、あぁ、そうだよね、と思ったんです(こういう力は誰にでも備わっていて「レジリエンス」と呼ばれるものです)。
ただ、このときは「そうだよね」とは思ったけど、「丁度いい自分」には結びつかなかったんですよね。
だってなんか、そのままっぽいでしょ?
それでいいのか?みたいな(笑)。
そんなわたしがメンタルオーガナイズやウェルビーイングを知って、「丁度いい自分」は理想とする誰かじゃなくていいと理解し、気楽に、けど劣等感は育てずに幸福度を育てるようになりました。
上の言葉でいえば「わたしは元気です」と言える状態が「丁度いい自分」なんですよね。
そう考えていても、やっぱり、いまだに「丁度いい自分」ってどんな自分だろうなぁと思っています。
ということで、今回の読書会の最後に決めた「やってみること」は「1日の終わりに書いている3 Good Things に気持ちを加える」でした。
すでに10日くらいつけてますが、意外な感情が出てきて面白いです。
9月の開催の時にそんな発見もお話できるといいなぁ、と思っています。
M-cafeは気持ちが明るく元気になる場所
今回参加してくださったお二人は、前回に引き続きでしたので、最初に先月決めたやってみることを近況を交えてお話ししました。
そんな中で、ここで話してるだけで気持ちが明るく元気になる!と言われてとても嬉しかったです。
大人になると、自分のことに焦点を当てて話す場所というのはなかなか持ちにくいですが、M-cafe がそんな場所になればいいなと思っています。
次回は9月15日(火)10時からオンライン開催
開催終了しました。開催報告はこちら
9月15日(火)10:00〜11:30(最大12:00)
Part3:心を整える片づけの仕組み
参加費:1,500円(消費税込)
定員:5名
この回からでも、この回だけでも、どなたでも大歓迎です。
最初から読みたいな…という方は開催リクエストも受け付けます!お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
オンラインが不安な方には事前に無料でサポートします。
■関連サイト■
全国M-cafe開催情報:←M-cafeは全国各地のメンタルオーガナイザーが開催しています。
■関連情報■
レジリエンスについて詳しく知りたい方は、11月にAWEが開催する「ウェルビーイング・ストレスマインドセット」で詳しく学ぶことができます。DSlowLifeでは、この講座の体験講座「ストレスマインドセット入門」を10月に開催計画中です。
2020/10/02追記:10月の入門講座は満席になりました11月にも開催予定です。