DSlowLife まるも です。
難しい・めんどくさいを簡単に。
行動する仕組みづくりを実験しながら、意味のある充実したSlowLifeに挑戦中。
10月29日に初開催した「ストレスマインドセット入門~ストレスを力に変える心構え」。参加者の皆さんが楽しく熱心にストレスについて学び考える様子にとても充足感を感じました。
そして、わたしがこの講座をウェルビーイング心理教育ナビゲーターとしてのデビューに選んだ理由を改めて思い起こしました。
![ストレスマインドセット入門](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sa402aa7d13369880/image/i8dad4bf880298912/version/1605605047/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E5%85%A5%E9%96%80.jpg)
ストレスに対処はできても向き合うことを避けていた過去
ストレスについて知りたい、引き摺らないようになりたい、マインドセットって?など、初開催に参加してくださった方々のきっかけはいろいろです。
そして、開催するわたしにもこの講座を選んだ動機があります。
それは、わたしが、「ストレスに対処はできても、向き合うことを避けていた」という経験者だからです。
対処できていないわけではないのが曲者で、自分も周りも全く気づかず、気がついたときには、胃が水も受付けなくなったり、突然39度前後の高熱が出たり、激痛で息が思うように吸えなくて救急車で運ばれたり。いずれも身体的な異常は見つからず、痛みを点滴で抑える程度。
「ストレスですね」と言われても、自分では対処できているつもりなので、この程度で?と自分の身体の不甲斐なさに苛立ちが募っていました。
足りなかったのは良い対処法ではなく、どう向き合うかという視座
わたしたちの毎日には、仕事や家事や人間関係など、様々な「しなくてはいけないこと」「できて当たり前なこと」「やることが当然なこと」が次々とやってきます。
けど、こんなふうに表現することじたい、特にやりたいと思っているわけではないという証のような気がします。つまり、大なり小なりのストレスです。
無視できない身体の不調でストレスに気付いていた頃のわたしは、目の前にきたこれらのストレスをただ解消するために対処していたように思います。
でも、何かが少しずつ積み重なっていたのでしょう。
その「何か」は、ストレスに向き合うことで初めて目に入ってくるようなものだと思います。
現実にはそんなことは思いつかなくて、「なんとかしなくちゃ」が虚無感に変わって、わたしは生活を変えるために仕事を辞めることにしました。
もし、わたしがあのときにストレスと向き合ったら、結果は変わったのでしょうか?
そうは言っても「ストレスに向き合う」って嫌な感じしかしませんよね。
ここで役に立つのがその道の専門家の研究成果と「ストレスとの向き合い方」に焦点を当てたワークが揃った「ストレスマインドセット入門」です。
耳慣れてるけど姿が見えない「ストレス」を見える化するチャンス
わたしがこの講座を開催するのは、ひとりでやることを考えると「嫌な感じしかしない」ストレスに向き合うことを、楽しい学びとして提供したいからです。
![構成的読書会M-cafe Part4 を読んでやってみること](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sa402aa7d13369880/image/ie84f7474a46f7a92/version/1605601679/%E6%A7%8B%E6%88%90%E7%9A%84%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E4%BC%9Am-cafe-part4-%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8.jpg)
この講座では、最近のストレス研究のエビデンスを伝えることももちろんですが、参加者自身に自分にとってのストレスとは何か、自分はストレスをどう考えているのかについて掘り下げていただきます。
参加者同士のシェアの中でも、人によって全然違うことを実感したり、言語化することで改めて腑に落ちたり、今までとは違う捉え方でストレスに向き合ってみようと思えたり、色々な意見がありました。
耳慣れた言葉ではあるけれど実はじっくり考える機会は少ない「ストレス」。この講座が、ストレスを違った角度でみる選択肢を増やして、これからの人生にウェルビーイングな時間を作り出す手助けになることを願っています。
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