DSlowLife まるも です。
難しい・めんどくさいを簡単に。
行動する仕組みづくりを実験しながら、意味のある充実したSlowLifeに挑戦中。
「許さないという行為で加害者を直接傷つけることはできないが、許すという行為で自分自身を解放することはできる」マーティン・セリグマン
Part5は「他者への執着を手放す」
11月10日に開催したM-cafe。
10月の「過去への執着を手放す」に続いて、11月は「他者への執着を手放す」でした。
過去と他者。自分にはどうしようもできないとわかっていても囚われてしまう2トップではないでしょうか。
そして、11月は本当に超身近な他者に囚われやすい1ヶ月でした。
うまく対処きたとは言えないけど、本当に読んでいてよかった。
冒頭の言葉を数日間でも毎朝ノートに書いて心に刻めてよかったです。
眼からウロコの「許さない」効果
冒頭の言葉は、本のp158 で引用されているのですが、これを読んだときに本当に脱力しました。
脱力したことでわかったのですが、多分わたしは「許さないことで、相手に仕返ししている気分になっていた」んだと思います。
でも、「許さないという行為で加害者を直接傷つけることはできない」と言葉になってみると、それは全くその通りで、仕返しになると思っていたのは完全な独りよがりの勘違いです。
だったら許して自分を解放する方がよっぽどいい。
でも、「許す」って具体的にどうするんだろうなぁ、というのが読書会のときの課題だったのですが、今は、「許さない」と「仕返しする」を分けたように、「許す」と「仲直りする」を分けることにしました。
「許す」=「仲直りする」だと、一気にハードルが上がって「許せない根性」がムクムク湧き上がってきます(まずは相手に謝らせたい、とか)。
でも、仲直りすることは別だと考えて、起こった事実をそのまま自分に起きた出来事として認めて「じゃあ、これから私はどうする?どうしたい?どうなりたい?」と考える起点のひとつにすることができれば、それが許すという行為で自分を解放したことになるのではないかと思っています。
簡単ではなさそうだけど、この方法だったら自分ひとりで「許す」に取り組めるのがポイント。
Part5を読んでやりたくなったのは、自分の成長を認めること
今回のテーマ「他者への執着を手放す」ために私に必要なのは「人と比較しないこと」そして「自分にダメ出ししないこと」だと思いました。
わたしは何故だかすぐに「こんなんじゃ、まだまだ」のオンパレードになる傾向にあります。他者との比較は随分前に手放した気になってたんですが、どうも「自分にダメ出し」するときには他者(世間の常識で作り上げた架空の人を含む)がいるっぽい。
なので、この章を読んでわたしがやってみようと決めたのは、「寝る前の3GoodThings(*1) に自分褒めを1つ入れる」。
自分の「できた」「成長した」を1日1個でいいから自分に認めてあげよう。
…と思ってたんですけど…
3GoodThings自体が滞ってしまって、うまく実行できませんでした。
ただ、これはどうにかして続けたいので、iOSのショートカットアプリを活用することにしました。その話はいずれまた。
今回もご参加ありがとうございました!
M-cafeはパワーを分け合える場所で、分けたぶんだけ自分の中からも湧いてくる感じがします。
分け合って、自分の中からも湧いてくる。結果、パワーは増えている。
今日もそんなM-cafeでした。
M-cafeは継続的に開催しています。
いつでもどなたでも、大歓迎です。
お気軽にご参加ください。
(*1):3GoodThings:寝る前にその日にあったよいことを3つ書き出すこと。毎日続けることで幸福度が上がるという研究がある。また、朝よりも夜寝る前に行う方が効果が高いことも研究の結果わかっている。
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